「師走のウクレレ展」出展作品紹介

出展作品が完成しました。計6本ですが1本ずつご紹介したいと思います。

録音して音色もお届け、などと考えたのですが、このウクレレ達から出る音色をしっかりお届けできる自信がありませんでした。

実物を弾いた時に感じる違いに勝るものはありません。ぜひ会場で体感していただきたいのです。

値段も表記しているのでご参考にしていただきたいのですが、何本かはお店での販売品になります。

①、⑥はウクレレバードさん。④は島村楽器イオンモール松本店での販売となります。

展示会当日にご購入を決めていただくことは出来るのですが、決済は後日お店でお願いすることになりますのでご了承ください。

②、③、⑤については当日ご購入いただきお持ち帰りできます。クレジットカード決済にも対応しております。

それでは紹介、どうぞ!


①「照り葉」ソプラノ マンゴー

Top:Hawaiian Flame Mango

Side&Back:Hawaiian Flame Mango

Neck:African Mahogany

Fingerboard:Ebony

Bridge:Ebony

Binding:Non

Head&Rosette:Mango color Burl

Scale:345mm

Nut&Saddle:Bone

Finish:Satin Lacquer 

Peg:Gotoh UPT UBB-GG 

Case:Tweed Hard Case

Price:255,000-

ハワイアンマンゴーをボディ材に使用したソプラノサイズです。

マンゴーの明るくドライブ感のある音色はソプラノによく合うと思います。

ボディ材のマンゴーから、マンゴーカラーのヘッド・ロゼッタにしてみました。

色合いに合わせてゴールドペグにしています。

バインディングがないのも特徴です。完成してみてなしにして良かった、と狙い通りです。

②「照り葉」コンサート ベーシック

Top:African Mahogany

Side&Back:African Mahogany

Neck:African Mahogany

Fingerboard:Ebony

Bridge:Ebony

Binding&Rosette:Non

Head:Ebony

Scale:382mm

Nut&Saddle:Bone

Finish:Satin Lacquer

Peg:Gotoh UPT UBB-N

Case:Tweed Hard Case

Price:126,500-

出展作品のなかでは一番お買い得なベーシック仕様のコンサートです。

飾りはなしで、シンプルイズベスト。

アフリカンマホガニーの明るくキレのいい音色は他に変え難いです。

お求めやすいようにしているモデルですが、音への妥協はありません。

今回だけブリッジの弦留めをスリット式にしてお値段変更なしにしています。

③「照り葉」コンサート ハワイアンコア

Top:Hawaiian Koa

Side&Back:Hawaiian Koa

Neck:African Mahogany

Fingerboard:Ebony

Bridge:Ebony

Binding:Curly Maple

Head&Rosette:Chaos Burl

Scale:382mm

Nut&Saddle:Bone

Finish:Gloss Lacquer

Peg:Gotoh UPT UB8-N 

Case:Tweed Hard Case

Price:264,000-

ハワイアンコアボディのコンサートです。

2Aくらいの杢が入ったハワイアンコアです。コアの丸みのある中低域は聞いていてとても心地がいいですね。

バインディングにはしっかり杢のメイプルをあしらえました。

やっぱりコアだなぁ、となる1本です。

④「照り葉」コンサート ホンジュラスマホガニー

Top:Curly Honduran Mahogany 

Side&Back:Curly Honduran Mahogany

Neck:African Mahogany

Fingerboard:Ebony

Bridge:Ebony

Binding:Curly Maple

Head&Rosette: Gold Leaf Burl

Scale:382mm

Nut&Saddle:Bone

Finish:Gloss Lacquer

Peg:Gotoh UPT UBB-GG  

Case:Tweed Hard Case

Price:297,000-

貴重なカーリー杢のホンジュラスマホガニーをボディに使いました。

音色は綺麗なホンマホの音です。キラキラと煌めく雑味の少ない高音域がホンマホの特徴ですね。

素材の音をうまく形にできたと思います。

純金の箔を使ったバール装飾も初めての挑戦です。金箔は薄くて軽すぎて、塗装の中に入れ込むのにとても苦労しました。

光を当てるといろんな光り方をするので見ていて楽しいです。

⑤「照り葉」コンサート ウォルナット

Top:Curly Black Walnut

Side&Back:Curly Black Walnut

Neck:African Mahogany

Fingerboard:Ebony

Bridge:Ebony

Binding:Amber Cell

Head&Rosette: Gold Leaf Burl

Scale:382mm

Nut&Saddle:Bone

Finish:Gloss Lacquer

Peg:Gotoh UPT UB8-N  

Case:Tweed Hard Case

Price:236,500-

杢の入ったウォルナットをボディに使ったコンサートです。

柾目の分厚い板から切り出しました。

素材の強さもちょうど良く、ハツラツとした元気な音色に仕上がっています。

ガシガシ弾いて成長したら、大音量で力強いウクレレになりますね。

ヘッドとロゼッタにはこれも初挑戦の伝統工芸、金継ぎを施しました。

純金の粉を固めて入れ込んでいます。やはり純金を使うと色味が違います。

⑥「照り葉」テナー ハワイアンコア

Top:Curly Hawaiian Koa

Side&Back:Curly Hawaiian Koa

Neck:African Mahogany

Fingerboard:Ebony

Bridge:Brazilian Rosewood

Binding:Non

Head&Rosette: Silver Leaf Burl

Scale:430mm

Nut&Saddle:Bone

Finish:Gloss Lacquer

Peg:Gotoh UPT UB8-N  

Case:Tweed Hard Case

Price:319,000-

3Aクラス杢の色の濃いハワイアンコアをボディに採用したテナーです。

濃くて重いコア材からは、重厚な音色がします。これにオリジナルのXブレーシングを合わせまして、Low-Gで鳴らしたくなるウクレレを作りました。

こちらは銀箔を使ったヘッド・ロゼッタです。バインディングはありません。

ブリッジに真っ黒なハカランダを使っているのもワンポイントです。


以上6本のご紹介でした。

展示会は16日、17日とありますが、販売は早い者勝ちとなります。気になられたウクレレがありましたら、ぜひ早めにお越しください。

私以外にも11名、合計55本の製作家が手作りしたウクレレが集まります。お気に入りのウクレレが見つかると思います。

たくさんの方にウクレレを見ていただきたいので、ふらっとお立ち寄りいただくだけでも嬉しいです。

お待ちしております!

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