コンセプト

1本のギターをつくり上げる上で、多種多様な種類の樹木を使います。色・木目・重さ・質感などそれぞれの木材には特徴があります。

ギターをつくるために必要不可欠なそんな美しい木材達のことをいつも深く考えながら、寄り添いながらギターが作れたら、そんな想いがブランド名「木の葉」の「Leaf」に込められています。

バイオリン製作などで培ってきた豊富な技術と経験を活かし弾き込むほどに、歳を重ねるごとに音色が深まっていくギターになるよう、サウンド・演奏性・耐久性・デザイン、一つ一つに妥協のないギター製作を目指しております。

ギターづくりポイント

Point1

ボディシェイプ・ネックヘッド・ブリッジ・装飾などのところまで楽器全体を「デザイン・木材の組み合わせ・配色」全てが調和するコーディネートしています。

例えば写真のヘッドとロゼッタ、スネークウッドとスポルテッドメイプルを似たように配置にすることで全体の調和が生まれます。もちろんアウトラインのシェイプもリンクしています。

Point2

ギターの鳴りに重要な表板・裏板にはバイオリン作りの経験を生かし、1枚の板のなかで場所によって板厚をコントロールしています。また、ブレース(力木)を表板に接着してから少しずつ削り、細かい整音作業を繰り返します。

この作業は楽器の音を決定付けるとても重要なもので、木材の重さ、厚み、木目の幅、力木の形状、叩いた時の音程、しなり具合など比較できるあらゆる要因を感じ取ります。それらを総合的に考察し、思い描く音に向けて木材を削ります。

Point3

修理の出来ない楽器は楽器にあらずという考えがあります。
その考えを元とし指板やブリッジなどの接着、表板や裏板の矧ぎなど、いつかは修理する可能性のある箇所を天然接着剤であるニカワで接着していきます。

Point4

高級=貝という現代の固定観念に疑問を持ち、ロゼットやバインディング、ヘッドプレートの飾りなどには天然木を使用することで、貝とは異なる木材ならではの高級感を演出しています。

最高級の美しい木材を探して収集しています。装飾に使用する木材は、およそ2mmの厚みに加工し厳選して使用する部分だけを丁寧に抜き取ります。杢や柄などの大きさ・色合い・木材の組み合わせを考え楽器全体をイメージ選び抜きます。

楽器の主体となる表板・裏板・ネック材などは木材屋に頻繁に足を運び、最高級の木材が見つかれば購入し収集していきます。楽器を作る職人さんには、木材選びとは楽器製作と同じくらい重要なことなのです。木目の幅や目の詰まり具合・重さや真に柾目であること、杢の美しさや叩いたときの音など、ありとあらゆる事を1つ1つ吟味して最高のものだけを何年も寝かせます。
これらは量産メーカーには真似出来ない、個人製作者ならではのこだわりなのです。

Point5

基本的な木材刃物のカンナやノミなどを高い技術で扱うことで、量産メーカーには出来ないハイクオリティーな木材加工を可能としています。
この技術は主に指板加工、フレット加工、ナット・サドル調整に違いが現れ、弦高をシビアにコントロールすることが可能です。
種類豊富な木材刃物を日々研ぐことで加工する際の制度を、より繊細なものへとし加工箇所などによって刃物を使い分けていきます。
良い仕事をするには良い道具が必要不可欠で、職人もそれと共に成長しているのです。

演奏性について

conic(円錐)指板を標準採用しています。写真のように、ナット付近は16インチRですが、指板エンド付近はもっと緩いRになっています。これは各弦の通り道はまっすぐの直線で結ぶことができるようにするためです。

この加工によってフレット上は限りなく直線に近づけることができ、弦のびびり(バズ)の防止、音色の均一化、弦高を下げることができ、ロウポジションからハイポジションまでタッチが安定し快適な演奏性を実現できます。

そしてこのconic(円錐)指板は機械を使わず、カンナによって1本1本精密に作り上げるので、高い木工技術を必要とします。

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